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事前の備え
地域での防災対策
大規模な災害が発生した場合、行政をはじめ各防災関係機関は、全力を挙げて防災活動を行いますが、通信網の不通、交通障害の発生など、悪条件が重なるとその力は分散を余儀なくされ、被災地域のすべてを救うことができないことも十分に考えられます。このような事態に直面した場合は、初期消火活動や救出救護活動、また、避難誘導等を被災地のみなさん自らが行うことになり、「地域で協力し、助け合う」ことが大切になります。地区の役員さんや自主防災会組織を中心に、地域での防災訓練を積極的に実施し、地域での防災知識を身につけることやいざというときの役割分担を決めるなどして、地域の防災力を高めましょう。
(平成30年度から自主防災会組織に関する窓口が市消防本部警防課から防災推進課に変わりました。)
自主防災会とは
自主防災会とは、災害時に住民のみなさんが地域ごとに団結し、「自分たちの地域は、自分たちで守る」という、自発的意思に基づき結成された組織のことです。日向市では、地区単位で自主防災会の結成を推進しており、以下の役割を担っていただいています。
- 地域での防災訓練の計画・実施
- 避難経路や危険箇所の確認
- 情報収集・情報伝達の協力
- 災害発生時の避難誘導
- 避難所の運営
- 炊き出し・給水活動への協力
- 災害時要配慮者への配慮
(参考)「みんなでつくる地区防災計画」(内閣府)
(参考)「自主防災組織の手引ーコミュニティと安心・安全なまちづくりー」(消防庁)
(参考)「日向市避難所運営マニュアル」(日向市)
日向市の自主防災会
- 結成数:市内91地区のうち、88地区に結成されております。⇒ 日向市自主防災会一覧表
- 自主防災会への補助金助成:市は、防災会結成時に、防災備品を購入するために20万円の補助金を交付しております。
防災訓練・防災講話への講師派遣について
日向市では、防災訓練や防災講話に防災推進課職員を講師として派遣しています。
くわしくは「防災訓練・防災講話への講師派遣について」のページをご確認ください。
防災意識の向上
毎年、1月17日は「防災とボランティアの日」、9月1日は「防災の日」として、各地で防災訓練が実施されています。みなさんもこうした機会をとらえ、もう一度、自主的な防災活動やボランティア活動について考えてみてください。
「防災の日」と「防災週間」
これは、大正12年の9月1日に関東大震災が発生したことや、暦の上で210日頃にあたり、台風シーズンを迎える時期であることなどから創設されたものです。 そして、この「防災の日」を中心とした8月30日から9月5日までを「防災週間」として定め、国民にいざというときの心構えをもってもらうことに努めるため、国、県及び各市町村において、防災訓練を実施しています。 また、宮崎県においては、平成18年9月に宮崎県防災対策推進条例を制定し、毎年のように、梅雨や台風等により自然災害が発生していることから梅雨入りを前に「毎年5月の第4日曜日」を宮崎県防災の日と定め、行政や関係機関を含め、すべての県民が防災についてチェックを行い災害に備えることとしております。
「防災とボランティアの日」と「防災とボランティア週間」
平成7年1月17日に発生した、阪神・淡路大震災は、都市直下型地震として戦後最大の大惨事となりました。これを契機として、災害時のボランティア活動や自主的な防災活動について、国民が認識を深め、災害時の備えの充実・強化を図ることを目的に、1月17日を「防災とボランティアの日」、1月15日から21日までを「防災とボランティア週間」とし、防災訓練や啓発活動を実施しています。
担当課 | 総務部 防災推進課 |
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所在地 | 〒883-8555宮崎県日向市本町10番5号 |
電話 | 0982-66-1011(直通) |
FAX | 0982-54-8747 |
メール | bosai@hyugacity.jp |