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国民健康保険

更新日:2026年10月13日

令和7年度 日向市国民健康保険事業の財政状況をお知らせします

国民健康保険(以下、国保)は、病気やけがをしたときに安心して医療機関にかかることができるように、加入者全体で保険税を出し合い、支え合う制度です。
今回、令和7年度国保財政収支の決算をお知らせします。

 

令和7(2025)年度国保財政決算状況の報告

被保険者数の状況

日向市の国保被保険者数は、75歳到達者の後期高齢者医療保険への移行や社会保険の適用拡大等の影響により減少が続いており、令和7年度は前年度から4.0%減少しています。令和3年度と比較すると2,505人減少しており、5年間で約20%近く減少したこととなります。今後も75歳到達による後期高齢者医療制度への移行や社会保険の適用拡大などにより被保険者数は減少していくことが見込まれます。

 

被保険者数被保険者数推移棒グラフ
 

医療費の状況

医療費は被保険者数の減少に伴い、件数・医療費総額ともに減少傾向となっていますが、一人当たりの医療費は増加しています。これは、高齢化の進行や高額な医療費の発生等が背景にあると考えられます。

 

医療費
 

決算状況

歳入については、保険税収納額10億4,968万3千円(前年度比 1,722万5千円増)、国庫支出金110万3千円(前年度比 97万1千円減)、県支出金49億5,229万5千円(前年度比 1億6,508万4千円増)、一般会計繰入金5億7,806万4千円(前年度比 179万3千円減)、基金繰入金8千万(前年度比 4千万円減)などを合わせ、合計67億4,868万円(前年度比 1億4,650万円増)となっています。

一方の歳出は、総務費1億3,863万9千円(前年度比 232万7千円増)、保険給付費47億8,786万3千円(前年度比 1億6,548万3千円増)、国民健康保険事業費納付金16億1,477万2千円(前年度比 1,828万1千円減)、保健事業費8,154万8千円(前年度比 400万5千円増)などを合わせて、合計66億3,642万9千円(前年度比 1億6,244万円増)となりました。

歳入から歳出を差し引いた決算剰余金は1億1,225万1千円の黒字となっていますが、歳入の不足分を補てんするための基金繰入金8,000万円と前年度繰越金6,319万1千円を除くと単年度の収支では赤字となります。
主な施策の成果説明書(財政課)

決算円グラフ

基金残高

決算剰余金については、日向市国民健康保険基金条例に基づき2分の1の5,700万円を基金へ積み立て、残りの5,525万1千円を次年度への繰越金とします。令和7年度決算後の基金保有額は2億3,302万5千円(令和7年度剰余金積立前)となりました。

※基金とは
日向市国民健康保険基金条例に基づき、国民健康保険事業の円滑な運営を図る目的で設置された基金で、正式な名称を「日向市国民健康保険基金」といいます。条例により次のいずれかに該当する場合に限り、歳入に計上することができます。

  1. 保健事業の費用に充てる場合
  2. 国民健康保険税の大幅な税率の引上げを緩和する等国民健康保険税の水準について適切な見直しを行う場合
  3. 国民健康保険税の賦課割合の平準化及び限度額引上げを実施する際の激変緩和を図る場合
  4. 特別会計において歳入不足が見込まれる場合

国保財政の厳しい実態

上述の決算状況でも触れましたが、一見すると黒字に見える国保財政ですが、実態は大変厳しい状況となっています。

国保を運営するために必要となる費用は、特定の目的のために交付される国県支出金と保険税収入で賄うことが基本となりますが、本市の国保財政状況は大変厳しいものとなっており、近年は毎年、基金から1億円程度を繰り入れて不足する財源の補てんを行っています。
今後も、同水準の基金繰入を継続した場合、3年程度で基金が枯渇することが予想され、安定した国保運営を行えない状況となることが懸念されます。

 

財政健全化に向けて

国保は、病気やけがをしたときに安心して医療機関にかかることができるように、加入者全体で保険税を出し合い、支え合う制度です。
必要なときに適切な医療が受けられるよう、加入者全体で支えていくため、保険給付の適正化や医療費の適正化、保険税徴収の適正な実施、保険税率の見直しなどの取組を行っています。

医療費の削減に大事なこと

  • 特定健診・長寿健診を受診しましょう
    日本全体の高齢化や慢性疾患の増加により、長期的な医療費が課題になっています。
    生活習慣病は初期段階での介入がカギです。早く対応するほど重症化を防ぎ、治療費の抑制につながります。
    日向市では、国保に加入している40歳~74歳の人を対象に特定健診を実施しています。
    メタボリックシンドロームに着目した生活習慣予防に関する健診です。年1回健診を受け、自身の健康状態を把握しましょう。
    令和8年度 特定健診・長寿健診のご案内(日向市健康増進課)
QR_033232 特定HP 国保チラシ用
  • 適正受診と適正服薬を心がけましょう

    同じ病気で複数の医療機関を受診することを「重複受診」、同じ病気で同じ医療機関を過度に何度も受診することを「頻回受診」といいます。
    同じ検査を何度も受けたり、同じ薬を処方されたりすることで、体への負担や副作用など体に悪影響を及ぼすことがあります。また、受診の度に初診料や再診料検査費用がかかることから、医療費増加の原因ともなります。
    まずは、かかりつけ医を決めて、現在、受けている治療について不安なことがあるときは、医師に伝えて話し合ってみましょう。

    そして、薬は用量・用法を守って服用し、自己判断で服薬量を変えたり飲むのをやめたり、通院をやめたりせず、医師を信頼し指示を守りましょう。薬が余っている時や、同じ薬が複数の医療機関から出されている場合は、「お薬手帳」を活用し、処方されている薬を医師や薬剤師に伝え、薬の重複や飲み合わせを確認してもらいましょう。

  • ジェネリック医薬品、バイオシミラー、リフィル処方箋、OTC医薬品を有効に活用しましょう
    ジェネリック医薬品とは…先発医薬品と同じ有効成分を使い、品質・有効性・安全性が同等と認められた医薬品です。先発医薬品より薬価が低く抑えられる可能性があるため、変更した場合の費用や有効性・安全性、変更が可能かを医師・薬剤師に相談しましょう。
    バイオシミラーとは…先行バイオ医薬品と品質・安全性・有効性が同等・同質であることが確認された医薬品ですが、先行品と全く同じではありません。先行バイオ医薬品より薬価が低く抑えられる可能性がありますが、使用するかどうかは患者の状態や治療内容を踏まえて医師が判断するため、バイオシミラーを使用できる治療かどうかを医師に相談しましょう。
  • リフィル処方箋とは…病気の症状が安定していて医師が適切と判断した場合に、指定された期間・回数内で同じ処方箋を繰り返し使える仕組みです。病院の受診回数を減らすことで、通院時間や交通費のなど負担軽減にもつながることがあります。自分の状態に適しているか、まずは医師に相談しましょう。リフィル処方箋を利用している間も、薬剤師が体調や服薬状況を確認します。
  • OTC医薬品(市販薬)とは…医師の処方箋なしで薬局やドラッグストアなどで購入できる医薬品です。セルフメディケーション(自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること。)を行い、軽度な体調不良の際にはOTC医薬品を使用することで医療費の抑制につなげることができます。また、健康の維持増進及び疾病の予防への取組として健康診断などを受けている方が、対象のOTC医薬品を購入した場合に、その購入費用について所得控除を受けられる制度としてセルフメディケーション税制もあります。
担当課 市民環境部 国保年金課
所在地 〒883-8555 宮崎県日向市本町10番5号
電話 0982-66-1017(直通)
FAX 0982-54-0469
メール kokuho@hyugacity.jp