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防災・災害・国民保護
避難に関すること
更新日:2021年10月21日
避難情報が発令された場合の行動
避難情報とは
- 必ずしも【警戒レベル】は、1から5の順番で情報提供されるとは限りません。身の危険を感じる場合は、避難を開始してください。
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【警戒レベル4】避難指示は、地域の状況に応じて緊急的または重ねて避難を促す場合などに発令されるため、必ず発令されるものではありません。
- 【警戒レベル5】災害発生情報は、災害が発生していることを把握した場合に、可能な範囲で発令されます。
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避難情報は、日向市同報系防災行政無線、日向市防災情報メール、消防機関などで広報することとしていますが、テレビやラジオでも放送されますので、ご自分で積極的に情報を入手してください。
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避難情報は、河川水位や土砂災害警戒情報等、その際の状況を総合的に判断し発令されます。
●各種情報の示す状況ととるべき行動
【警戒レベル3】高齢者等避難 |
【高齢者等避難】
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【警戒レベル4】避難指示 |
【全員避難】 避難先への立退き避難を基本とする避難行動をとる。
<避難指示が発令された場合> 災害が発生するおそれが極めて高い状況等となっており、緊急に避難する。
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【警戒レベル5】緊急安全確保 |
【災害発生】
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以下の各種基準を参考に総合的に判断し、避難情報を発令します。
(1) 河川水位基準による避難情報の発令
水位周知河川の流域においては、宮崎県の雨量・河川水位観測情報に基づき、今後の降水予測等を総合的に判断して発令されます。なお、雨量・河川水位の情報はNHKのデータ放送でも配信されています。
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● 河川水位の定義
水防団待機水位 |
河川の水位が、これ以上増水すると、その河岸に何らかの災害が予想される水位
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氾濫注意水位 |
河川の水位が相当に上昇し、その河岸において災害が発生しはじめるか、または発生の可能性が強くなり、特に厳重な水防警戒を要する水位
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避難判断水位 |
水位周知河川において、洪水による災害の発生を特に警戒すべき水位
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氾濫危険水位 |
河川の流量がその河川容量の極限に達し、この水位以上になれば重大な災害が発生する恐れがあり、かつただちに避難立退きを要する状態になった水位
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- 越水・溢水するおそれのある場合、また、異常な漏水・侵食の進行や亀裂・すべりの発生等により決壊のおそれが高まった場合を目安に避難指示(緊急)が発令されます。
- 災害発生情報は、消防団等からの報告により、河川の決壊や越水・溢水が発生した場合に発令されます。
- その他河川については、カメラ画像や消防団からの報告等で漏水・侵食または決壊のおそれが高まったことを確認した場合、洪水警報の危険度分布で「非常に危険」(うす紫)が出現した場合(流域雨量指数の予測値が洪水警報の基準を大きく超過する場合)を目安に避難指示等が発令されます。
- 宮崎県雨量・河川水位観測情報 http://kasen.pref.miyazaki.jp/ (PC版)
- 宮崎県雨量・河川水位観測情報 http://kasen.pref.miyazaki.jp/mobile (携帯版)
- 洪水警報の危険度分布 https://www.jma.go.jp/bosai/risk/#elements:flood/zoom:11/lat:32.37/lon:131.518/colordepth:normal
(2) 土砂災害警戒情報等による避難情報の発令
避難の情報 | 土砂災害警戒情報等による判断基準 | 避 難 対 象 区 域 |
【警戒レベル3】 高齢者等避難 |
・大雨警報(土砂災害)(警戒レベル3相当情報)が発表され、かつ、大雨警報(土砂災害)の危険度分布で「実況または予想で大雨警報の土壌雨量指数基準に到達」(警戒レベル3相当情報)する場合
・大雨注意報が発表され、当該注意報の中で、夜間~翌日早朝に大雨警報(土砂災害)(警戒レベル3相当情報)に切り替える可能性が高い旨に言及されている場合
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・県が土砂災害防止法に基づき指定する「土砂災害警戒特別区域」及び「土砂災害警戒区域」 ・県が調査した土砂災害危険区域 ・その他必要と判断された区域 |
【警戒レベル4】 避難指示 |
・土砂災害警戒情報(警戒レベル4相当情報)が発表された場合
・大雨警報(土砂災害)の危険度分布で「予想で土砂災害警戒情報の基準に到達」(警戒レベル4相当情報)する場合
・土砂災害の前兆現象(湧き水・地下水の濁り、渓流の水量の変化等)が発見された場合
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【警戒レベル5】 緊急安全確保 |
・土砂災害が発生した場合 |
- 土砂災害警戒情報とは、宮崎県が監視する「土砂災害発生予測情報」と、宮崎県地方気象台が監視する「土壌雨量指数」の数値に基づき、土砂災害発生の危険性が極めて高い場合に発令されます。
- 平成17年の台風14号では、宮崎県内において139箇所の土砂災害が発生しており、11名の尊い命が失われています。また、平成19年の台風4号では、日向市各地で130箇所を越える土砂災害が発生しました。
- 宮崎県は台風の常襲地帯であり、今後も大雨による土砂災害や浸水被害等の災害が起こる危険性があります。一般に、土砂災害には前兆現象があるといわれており、土砂災害から身を守るために、前兆現象を発見した場合は早めの避難を心がけましょう。
- 宮崎県土砂災害危険度情報 https://dosya.pref.miyazaki.lg.jp/
- 大雨警報(土砂災害)の危険度分布 https://www.jma.go.jp/bosai/risk/#elements:land/zoom:11/lat:32.37/lon:131.518/colordepth:normal
(3) 高潮警報による避難情報の発令
避難の情報 | 高潮情報による判断基準 | 避 難 対 象 区 域 |
【警戒レベル3】 高齢者等避難 |
・高潮注意報の発表において警報に切り替える可能性が高い旨に言及された場合
・高潮注意報が発表されている状況において、台風情報で、暴風域が本市にかかると予想されている、または台風が本市に接近することが見込まれる場合
・「伊勢湾台風」級の台風が接近し、上陸24時間前に特別警報発表の可能性がある旨、府県気象情報や気象庁の記者会見等により周知された場合
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・日向市沿岸地域及び河口部地域 ・その他必要と判断された区域 |
【警戒レベル4】 避難指示 |
・高潮警報(警戒レベル4相当情報)あるいは高潮特別警報(警戒レベル4相当情報)が発表された場合
・高潮注意報が発表されており、当該注意報において警報に切り替える可能性が高い旨が言及され、かつ、暴風警報または暴風特別警報が発表された場合
・高潮注意報が発表され、当該注意報において、夜間~翌日早朝までに警報に切り替える可能性が高い旨に言及される場合
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【警戒レベル5】 緊急安全確保 |
・海岸堤防等が倒壊した場合 ・異常な越波・越流が発生した場合 |
- これまでに多くの被害がでた高潮は、愛知県の伊勢湾や大阪湾などの大きな湾で起こっています。人口が多いことも被害が大きくなる要因です。
- 九州でも有明海や八代湾で高潮による甚大な被害が発生している事例があり、九州沿岸や瀬戸内なども高潮の注意が必要な地形とされています。
参考リンク
- 内閣府「避難情報に関するガイドライン」
- 気象庁「防災気象情報と警戒レベルとの対応について」
- 日向市「【警戒レベル】をつけて避難のタイミングをお伝えします!」
担当課 | 総務部 防災推進課 |
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所在地 | 〒883-8555宮崎県日向市本町10番5号 |
電話 | 0982-66-1011(直通) |
FAX | 0982-54-8747 |
メール | bosai@hyugacity.jp |