人権・同和行政の事業紹介

事業紹介

1　「身元調査お断り」運動の推進
　差別につながる身元調査を無くしていくために、「身元調査お断り」ステッカ-の貼付推進に取り組んでいます。
　また、厚生労働省が2021(令和3)年4月に公表した、新たな履歴書の様式例(性別欄を任意記載とし「通勤時間」「扶養家族数」「配偶者」「配偶者扶養義務」の欄を削除。)の周知を進め、本人のもつ適正・能力を基準とした公正な採用選考がさらに図られるよう関係機関や団体と連携して啓発に努めています。

2　人権週間における啓発活動
　街頭での人権啓発活動や人権作品の展示を行っています。

 

3　講演会等の開催
　ふれあい映画祭、人権・同和問題市民講演会、人権について考える市民の集いを開催し、人権の大切さを考える機会としています。

　2025年6月1日(日曜日)に開催した「第29回人権について考える市民の集い」では、連続テレビ小説「虎に翼」の脚本家 吉田 恵里香さんのトークイベントを行いました。テーマは「エンタメで描く　自分らしく生きること～『はて？』からつなぐ未来へ～」とし、事前に募集した吉田さんへの質問を中心に話を伺いました。また、日向高校書道部の生徒の皆さんが、日本国憲法第14条の「法の下の平等」を筆写し、舞台演出を行いました。

　

　また、2025年12月7日(日曜日)に開催された「第42回人権・同和問題市民講演会」では、熊本県小国町の人権劇団「光座」を迎え、人権劇「光 THE LIGHT, THE SHINE」を上演しました。日本で初めての人権宣言とされる「水平社宣言」を起草した西光万吉の少年時代から1922年3月3日の全国水平社創立大会までの物語を、小学生から大人まで44人の団員が出演や演出を行いました。

 

4　ダイバーシティ推進事業に関連する取組
　一人ひとりが尊重され、多様性を認め合い、誰もが個々の能力を発揮できるダイバーシティ社会を推進するため、啓発や研修会の開催などに取り組んでいます。写真は、毎年実施している庁舎のレインボーライトアップの様子です。

5　組織体制の強化
　人権啓発活動を推進している行政、企業、学校、社会教育団体、報道機関等で組織された「日向市人権・同和問題啓発推進協議会」への加入促進に取り組んでいます。

6　人権啓発・研修の推進
　出前講座、研修会を通じて人権教育、人権啓発に努めています。写真は、2025年10月8日に日向工業高校で、11月12日に富島高校で実施した出前講座の様子です。 

7　えせ同和行為の排除
　部落差別を助長するえせ同和行為の排除に向けて、啓発活動を行っています。

8　「人権の花」運動の取組
　毎年、小学校において、県の地域人権啓発活動活性化事業による「人権の花」運動に取り組んでいます。2025年度は、日向市立美々津小学校において取り組みました。 

 

9　各種大会・研修会への参加
　市職員、教職員、日向市人権・同和問題啓発推進協議会会員は、各種大会・研修会に参加し、人権意識の高揚に努めています。

2025(令和7)年度人権・同和問題に関する各種大会等

日にち	県内の大会	開催地
7月31日(木曜日)	第40回日向市人権・同和教育研究大会	日向市(文化交流センターほか)
8月5日(火曜日)	第48回宮崎県人権・同和教育研究大会	宮崎市
1月10日(土曜日)	部落解放新春講演会	宮崎市
2月6日(金曜日)	第31回人権について考える県民の集い	宮崎市

 

日にち	九州・全国の大会	開催地
5月29日(木曜日)～30日(金曜日)	部落解放・人権確立第44回全九州研究集会	長崎市
6月12日(木曜日)～13日(金曜日)	第50回部落解放・人権西日本夏期講座	沖縄県那覇市
8月19日(火曜日)～20日(水曜日)	第51回九州地区同和教育夏期講座	佐賀市ほか
11月10日(月曜日)～11日(火曜日)	部落解放研究第58回全国集会	宮崎市
11月29日(土曜日)～30日(日曜日)	第76回全国人権・同和教育研究大会	兵庫県・大阪府
1月24日(土曜日)～25日(日曜日)	第46回全国人権保育研究集会	熊本市
1月28日(水曜日)～29日(木曜日)	第40回人権啓発研究集会	群馬県前橋市