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認知症支援

更新日:2025年8月20日

9月21日は「認知症の日」、9月は「認知症月間」!

 1994年、国際アルツハイマー病協会(ADI)と世界保健機関(WHO)は共同で、毎年9月21日を「世界アルツハイマーデー」と制定しました。また、9月を「世界アルツハイマー月間」と定め、様々な取組を行っています。
 日本では、令和6年(2024年)1月1日に施行された「共生社会の実現を推進するための認知症基本法」において9月21日を「認知症の日」、9月を「認知症月間」と定め、認知症についての関心と理解を深める行事が、全国各地で行われます。

 「 あなたの地域で  認知症とともに いきいきと暮らす 」 

 認知症の人の尊厳を保持しつつ、希望を持って暮らせる社会の実現を推進するため、2024年1月1日「共生社会の実現を推進するための認知症基法」が施行され、12月には「認知症施策推進計画」が閣議決定されました。
 2025ポスター
 「認知症」とは、様々な病気により、脳の神経細胞の働きが徐々に変化し、認知機能(記憶、判断力など)が低下して、社会生活に支障を来した状態をいいます。65歳以上の高齢者を対象にした令和4年度(2022年度)の調査の推計では、認知症の人の割合は約12%、認知症の前段階と考えられている軽度認知障害(MCI※)の人の割合は約16%とされ、両方を合わせると、3人に1人が認知機能にかかわる症状があることになります。
 また、65歳未満で発症する「若年性認知症」は、発症年齢が平均54歳と若く、女性が多い高齢者の認知症と違い、男性のほうが少し多い傾向があります。
 認知症は誰もがかかる可能性のある病気です。「認知症になったら何もできなくなるのではなく、認知症になってからも、一人一人が個人としてできること、やりたいことがあり、住み慣れて地域で仲間等とつながりながら、希望を持って自分らしく暮らし続ける」という『新しい認知症観』への理解が重要です。
 本人自身も不安を感じ、上手く気持ちを伝えられないことがあります。認知症の人が間違いや失敗をしても、否定したり正したりするのではなく、「大丈夫」という気持ちを伝えましょう。言葉だけでなく、表情やスキンシップなどの働きかけも大切です。 住み慣れた場所で、その人らしい暮らしが続けられるよう「さりげない見守り、声かけ」をお願いします。

 認知症とともに生きる希望宣言

 今回認知症月間に合わせ市役所1階ホール、「高齢者福祉センター ひなた館」(イオン日向店2階)、日向市立東郷診療所及び日向市総合福祉センターにおきまして認知症に関するパネルや関連図書の展示を行います。

日程(予定) 会  場
9月  1日(月曜日)~ 10日(水曜日)

市役所1階ホール展示スペース 

9月10日(木曜日)~ 17日(水曜日) 日向市高齢者福祉センター「ひなた館」
9月17日(水曜日)~ 25日(木曜日)

日向市立東郷診療所

9月25日(木曜日)~ 30日(火曜日) 日向市総合福祉センター 1階

 ろば

担当課 健康長寿部 高齢者あんしん課
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電話 0982-66-1022(直通:高齢者支援係、地域包括ケア推進係)
0982-66-1023(直通:介護給付係・介護認定係)
FAX 0982-56-1423
メール kourei@hyugacity.jp