介護事業所向け
感染症への備え
更新日:2025年7月2日
介護施設・事業所の皆さまへ 食中毒予防のお願い
日頃より、高齢者の皆さまの健康と安全を守る介護サービスにご尽力いただき、誠にありがとうございます。
高齢者は免疫力が低下しているため、食中毒のリスクが一般の方より高く、重症化しやすい特徴があります。そのため、食中毒の予防は非常に重要です。以下の点を徹底し、食中毒の発生を未然に防ぎましょう。
※以下の内容は、(出典)宮崎県 長寿介護課 食中毒注意報発令中の食品衛生の心得から抜粋したものです。
◆ 食材の管理
- 新鮮な食材を購入し、適切に保管してください。特に冷蔵・冷凍庫の温度管理(冷蔵庫は5℃以下、冷凍庫は-15℃以下)を徹底しましょう。
- 使用期限や消費期限を必ず確認し、期限切れの食材は使用しないでください。
- 食材の生と加熱済みのものは別々に保管し、交差汚染を防ぎましょう。
- 食材は流水できちんと洗いましょう。
- 生鮮食品は室温に放置せず、できるだけ早く調理してください。
◆ 調理・衛生管理
- 調理前と調理中は手洗いを十分に行ってください。特に爪の間や指の間、手首まで清潔にしましょう。
- まな板、布巾等の調理器具は消毒し、清潔に保ってください。調理器具は食材毎に使い分け、熱湯消毒なども有効です。
- 調理場や施設は整理整頓し、常に清潔維持に努め、ハエやゴキブリの駆除も確実に行いましょう。
- 加熱は十分に行い、中心温度が75℃以上で1分以上の加熱を目安にしてください。
- 調理済み食品は速やかに提供し、長時間室温に放置しないよう注意し、低温(10℃以下)で正しく保管しましょう。
- 冷蔵庫内の清掃および温度管理は定期的に行い、温度計が正常に作動しているか確認してください。
◆ 職員の健康管理
- 調理前に健康チェックを実施し、風邪症状や胃腸症状のある方は調理業務から外しましょう。
- 爪は短く切り、手指に化膿創などの異常がないか常に注意してください。
- 食中毒の兆候がある場合は、速やかに報告・相談し、適切な対応をとりましょう。
◆ 緊急時の対応
- 食中毒が発生した場合には、速やかに保健所や関係機関へ連絡し、指示に従ってください。
- 発生原因の調査と再発防止策の徹底を図り、利用者の安全確保に努めてください。
- 食中毒が発生した場合の具体的な対応については、以下のリンクをご参照ください。
介護施設・事業所における食中毒予防は、利用者様の生命を守るため非常に重要です。皆さまのご理解とご協力をお願いいたします。
担当課 | 健康長寿部 高齢者あんしん課 |
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所在地 | 〒883-8555 宮崎県日向市本町10番5号 |
電話 | 0982-66-1022(直通:高齢者支援係、地域包括ケア推進係) 0982-66-1023(直通:介護給付係・介護認定係) |
FAX | 0982-56-1423 |
メール | kourei@hyugacity.jp |