道路交通法改正に伴う自転車乗車時のヘルメット着用の努力義務化(令和5年4月1日施行)

 

 ★★令和5年4月1日から自転車乗車時のヘルメット着用が努力義務になりました★★

    

　改正道路交通法の施行に伴い、令和5年4月1日から自転車に乗る人全員に、『ヘルメットの着用が努力義務』になりました。

　交通事故は思わぬタイミングで遭遇することが多く、それを回避することはなかなか困難でありますので、自己防衛策として、自分の頭の形に合ったヘルメットを選んで、正しいかぶり方をしながら自分の大切な命を守っていきましょう。

　

《近年における宮崎県内・日向市内の自転車乗車時の死亡事故》　 　　

    令和5年の自転車の交通死亡事故としては、令和5年2月2日、日向市の国道で普通乗用車と、交差点を横断していた自転車が衝突する事故があり、自転車に乗っていた高齢女性が死亡。    

    また、令和4年11月には、宮崎市田野町で軽トラックと自転車が衝突し、自転車の高齢男性が死亡し、県内でも自転車の死亡事故が相次いでいます。

 

《ヘルメット非着用者の致死率は着用者より2.2倍高い！！ 》

    警察庁のまとめによりますと、自転車に乗車中の交通事故による死傷者は2022年に全国で6万8140人にのぼります。

    このうちヘルメットの着用をしていたのは6717人で、最も過失の重い当事者などになった事故の死者(336名)の半数は頭部損傷が致命傷となっています。

    ヘルメットを着けていない人の致死率は、着用時に比べておよそ2.2倍高いということです。(H29~R3の5年間合計警察庁調べ)

    また、自転車乗車中に亡くなった人の約6割が、頭部に致命傷を負っています。

 

　自分の大切な命を守るためにも、自転車に乗るときは、ヘルメットの着用をお願いします。