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更新日:2024年8月5日

これまでのあゆみ(事業計画)

概要

 下水道は、人々が快適な生活を送るために必要な施設であるとともに、まちに潤いをもたらす河川や海などの公共用水域の水質保全に不可欠な施設です。

 

 本市は、公共下水道整備に先がけ、昭和39(1964)年度より浸水被害解消を目的に都市下水路整備を進めてきましたが、家屋等からの雑排水に関しては、未着手の状態でした。そのため、家屋等からの雑排水が、道路側溝等を通じて河川に流入して、公共用水域の汚染の根源となっていました。

 

 このようなことから、これら諸課題に対処し、居住環境における公衆衛生の向上と公共用水域の水質保全を図ることを目的として、昭和48(1973)年度に、公共下水道の「基本計画」を策定、昭和49(1974)年度に、市街地中心部である富高地区226ヘクタールについて、公共下水道の「事業認可」を受けました。その後、昭和57(1982)年度に財光寺地区11ヘクタールを追加し、処理施設等の整備を進め、昭和62(1987)年10月には、100ヘクタールの区域において初めての公共下水道の供用開始、浄化センターの運転が開始されました。

 

下水道事業の変遷

昭和48(1973)年度:基本計画作成(市街化区域1,360ヘクタール)
昭和49(1974)年度:富高地区226ヘクタール 認可取得
昭和57(1982)年度:処理場建設に伴う変更、財光寺地区11ヘクタールの追加
昭和62(1987)年度:処理場供用開始(10月)
平成元(1989)年度:細島・亀崎土地区画整理地区190ヘクタールの追加
平成 6(1994)年度:細島・亀崎土地区画整理地区179ヘクタールの追加
平成10(1998)年度:亀崎土地区画整理地区・松迫団地20ヘクタールの追加
平成14(2002)年度:財光寺・塩田・細島地区161ヘクタールの追加
平成18(2006)年度:国道10号拡幅に伴う沿線の既成市街地5ヘクタールの追加
平成23(2011)年度:財光寺地区28ヘクタールの追加
平成27(2015)年度:財光寺地区31ヘクタールの追加
令和元(2019)年度:財光寺地区24ヘクタールの追加
令和 5(2023)年度:日向市公共下水道事業全体計画区域見直しにより504ヘクタールの縮小

 

  現在は、平成24(2012)年度より整備に着手した財光寺往還地区と切島山地区の整備を進めており、令和5(2023)年度末現在、事業計画区域877ヘクタールのうち、865ヘクタールについて整備が完了、進捗率は98.6%となっており、残整備区域12ヘクタールについて、整備を進めているところです。

 
 

 現在の地方公共団体は、昨今の人口減少、厳しい財政事情と合わせて、昭和40(1960)年代の人口増と相まって高度成長期に整備された公共インフラ施設が建設後、半世紀が経過し、一気に更新時期を迎えてきている大きな課題に直面しています。

 本市の下水道施設についても同様であり、浄化センター等の処理施設をはじめ、これまで布設の完了している汚水管路212.7キロメートルのうち約4割(82.7キロメートル)は、供用開始から既に30年以上経過し、施設の老朽化の進行や更新時期が集中している状況となっています。

衛生的な市民生活の維持に、密接に関わる下水道は、一日たりとも止めることができない、地域住民の日常生活の根幹を支える「エッセンシャルサービス」であり、高い公益性をもつ事業であります。今後は、未普及地対策も図りつつ、老朽化の進む大量の下水道インフラに対して適切な更新マネジメントを実施、推進していく必要があります。

  

 また、平成27(2015)年の国連サミットにおいて採択された国際社会の共通目標「持続可能な開発目標(SDGs)」の目標の一つ「安全な水とトイレを世界中に」を達成するため、将来にわたり市民の皆さんにとって下水道サービスが、“使えて(流れて)当たり前"の施設経営を進めてまいります。

 

令和6年から令和12年までの下水道事業計画書を掲載します。

下水道事業計画【R5_全体版】 (PDF/10.18メガバイト)

下水道事業計画【R5_概要版】 (PDF/7.96メガバイト)

担当課 上下水道局 下水道課
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