『日向市認知症ケアパス』をご存じですか？

　認知症は誰もがなりうるものであり、家族や身近な人が認知症になることを含め、多くの人にとって身近なものとなっています。
　認知症とは、いろんな原因で脳の細胞が死んでしまったり、働きが悪くなったりしたために様々な障害が起こり、生活する上で支障が出てきている状態のことで、「日本における認知症の高齢者人口の将来推計に関する研究」の推計で、65歳以上の認知症患者数は、2020年には約602万人、2025年には約675万人(有病率18.5%)と5.4人に1人程度が認知症になると予測されています。
　また、認知症の前段階である軽度認知障害(MCI)の高齢者も約400万人いると推計されており、65歳以上の4人に1人が認知症とその“予備群"となる計算です。

「認知症ケアパス」とは？

　市では、「いつまでも住み慣れた地域で安全・安心に暮らせるまち」を基本目標に、令和元年度に「日向市認知症ケアパス」を作成しています。「認知症ケアパス」とは、市町村ごとに地域の実情に応じ、認知症の人の状態に応じた適切なサービス提供の流れをまとめたもので、認知症の簡単なチェックリストや相談窓口、認知症サポーター等について記載しています。
　この冊子は、高齢者あんしん課の窓口、日向市社会福祉協議会、各地域包括支援センター、本の処方箋プロジェクトに協力いただいている薬局等に置いていますので、是非御覧ください。

認知症ケアパス(表) (PDF/641.2キロバイト)
認知症ケアパス(裏) (PDF/1.14メガバイト)

日向市認知症ケアパス【概要版】を作成しました

　また、多くの方に「認知症ケアパス」を知っていただくため、令和4年度に下記の「認知症ケアパス【概要版】」も作成していますので、御参照ください。

日向市認知症ケアパス【概要版】 (PDF/878.53キロバイト)

　その他、認知症についての知識や、相談先などを知りたい方はこちらをご覧ください。

　　厚生労働省　認知症施策