『令和7年度　認知症対応型共同生活介護事業所 職員相互見学会』を開催しました

　日向市では、認知症対応型共同生活介護事業所の職員を対象に、令和7年9月から12月にかけて「職員相互見学会」を初めて開催いたしました。

🔳　目　的

　本見学会は、市内の認知症対応型共同生活介護事業所の職員が互いの施設を訪問し、実際の介護現場での取り組みや工夫を直接学ぶことで、職員の資質向上と認知症ケアの質の向上を目指すものです。

　また、日頃の課題や成功事例を共有し、具体的な改善策を検討することで、地域全体の介護サービスの質向上とネットワーク強化を図ることを目的としています。

🔳　開催概要

• 開催期間：令和7年9月～12月
• 参加事業所：市内認知症対応型共同生活介護事業所(10事業所)
• 参加者：各事業所より職員1名
• プログラム：
  • 管理者からの挨拶・施設概要説明
  • 施設内見学
  • 施設の取り組み内容説明(行事の状況、職員研修、運営推進会議の進め方など)
  • 意見交換・質疑応答、課題や成功事例の共有
  • まとめ・終了挨拶

🔳　参加者の感想(一部抜粋)

• 「他施設の取り組みを間近で見学でき、大変参考になりました。自施設の課題解決に活かしていきたいです。」
• 「職員同士で意見交換ができ、日頃の悩みを共有するとともに、新たな視点を得られました。」
• 「施設の運営推進会議の進め方や職員研修の工夫について具体的な事例を聞けて、自分たちの施設でも取り入れたいと思いました。」
• 「行事の工夫や利用者様との関わり方がとても勉強になり、日常ケアの質向上につながるヒントを得ることができました。」
• 「普段はなかなか交流のない他事業所の職員と直接話すことで、情報交換だけでなく励まし合う良い機会になりました。」
• 「見学後に自施設で復命を行い、学んだことを共有したことで、職場内の意識改革にもつながりました。」
• 「認知症ケアの現場での具体的な工夫や対応例を知ることができ、実践的なスキルアップに役立ちました。」
• 「今回の見学会をきっかけに、今後も継続的に他施設との交流を深めていきたいと思います。」

🔳　今後の展望

　今回の見学会は、市として初めての取り組みであり、参加者からも高い評価をいただきました。今後も、地域の認知症対応型共同生活介護の質のさらなる向上と職員間のネットワーク強化を推進してまいります。