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認知症支援
実践!認知症ケアスキルアップ研修を開催しました
令和8年9月29日(火曜日)、介護施設・事業所の職員を対象に、「実践!認知症ケアスキルアップ研修」を開催しました。
本研修は、認知症介護に関する基本的な知識や対応技術を学び、質の高い介護サービスの提供につなげることを目的に、医療法人向洋会協和病院認知症疾患医療センター、日向市認知症初期集中支援チーム、社会福祉法人日向市社会福祉協議会、日向市(高齢者あんしん課)が主催したものです。
*研修内容
認知症の基礎知識
🔶協和病院の医師で、認知症疾患医療センター長の二宮 嘉正氏から、次の内容について講義がありました。
- 認知症の定義と主な原因疾患
- アルツハイマー型、レビー小体型、血管性、前頭側頭型認知症の特徴
- 認知症の中核症状とBPSD(行動・心理症状)
- 甲状腺機能低下症、うつ病、慢性硬膜下血腫、正常圧水頭症など、治療により改善が期待できる認知症
- 急な状態変化があった場合に疑われる「せん妄」
- 認知症の人の行動の背景にある不安や混乱への理解
認知症は単なる老化ではなく、脳の病気によって記憶や判断力などの認知機能が低下し、日常生活に支障が生じる状態です。一方で、財布を探す、「家に帰りたい」と訴える、介護を拒否するなどの行動には、本人なりの理由や不安があることを学びました。
認知症の人とのコミュニケーション
🔶協和病院の作業療法士で、日向市認知症初期集中支援チーム員の桜川 淳也氏から、認知症の人とのコミュニケーションについて講義がありました。
認知症の人と関わる際には、次の3つの基本姿勢が大切です。
- 驚かせない
- 急がせない
- 自尊心を傷つけない
具体的には、正面からゆっくり近づいて声をかける、視線を合わせる、短い言葉で一つずつ伝える、返答を急がずに待つ、本人の気持ちや主観的な現実を否定しない、といった関わり方が紹介されました。
また、認知症が進行しても感情や自尊心、意思が失われるわけではありません。認知症の人を「できない人」と決めつけず、本人の力を生かしながら、安心できる関係を築くことの重要性について学びました。
*研修を通して
認知症の人への支援では、困った行動を抑え込むのではなく、その行動の背景にある不安や混乱を理解し、安心につながる環境や関わり方を考えることが重要です。
職員一人で対応を抱え込まず、うまくいった関わりや難しかった場面を職員間で共有し、チームで考えることも大切です。今回の研修を、日々の介護現場における「その人らしさを大切にした支援」につなげていきます。

| 担当課 | 健康長寿部 高齢者あんしん課 |
|---|---|
| 所在地 | 〒883-8555 宮崎県日向市本町10番5号 |
| 電話 | 0982-66-1022(直通:高齢者支援係、地域包括ケア推進係) 0982-66-1023(直通:介護給付係・介護認定係) |
| FAX | 0982-56-1423 |
| メール | kourei@hyugacity.jp |