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人材確保・育成支援

更新日:2026年9月1日

「笑顔で働き続けるためのストレス対処法」研修会を開催しました

令和8年8月27日(木曜日)、対人援助職を対象とした「笑顔で働き続けるためのストレス対処法」の研修会を開催しました。

今回の研修では、対人援助職が抱えやすいストレスや燃え尽き(バーンアウト)について理解を深め、心身の健康を保ちながら働き続けるための対処法を学びました。

🔶研修概要

  • 日時:令和8年8月27日(木曜日)午後1時30分から午後3時30分まで
  • 会場:日向市中央公民館
  • テーマ:対人援助職の燃え尽き(バーンアウト)を防ぐ
        ~つい頑張り過ぎるあなたへ~
  • 講師:ウエルフェアみやざき総合研究所 細見 潤 氏

🔶研修内容

研修では、次の内容について講義が行われました。

燃え尽き(バーンアウト)症候群について

燃え尽きとは、長期間にわたって人を援助する中で、心身のエネルギーが過度に消耗し、極度の疲労や感情の枯渇などが生じる状態です。

身体面では、頭痛、肩こり、倦怠感、不眠などが現れることがあります。また、感情・思考面では、イライラ感、無気力、不安、孤立感、集中力の低下などがみられる場合があります。

研修では、燃え尽きの兆候を早めに把握することや、自分の状態を振り返ることの大切さについて説明がありました。

対人援助職が燃え尽きやすい理由

対人援助職は、利用者や相談者に寄り添いながら、自分の感情をコントロールして対応する「感情労働」の側面があります。

そのほかにも、次のような要因が燃え尽きのリスクにつながることが紹介されました。

  • 感情労働による心身の負担
  • 利用者や相談者との関係で共依存に陥ること
  • 相談者のトラウマを聴くことによる代理トラウマ
  • カスタマーハラスメントによる心理的負担

燃え尽きを防ぐためのセルフケア

燃え尽きを防ぐためには、ひとりで抱え込まず、周囲に相談することが重要です。

研修では、次のようなセルフケアの方法が紹介されました。

  • 相談できる同僚や支援者を確保する
  • 必要なときは「ノー」と伝える
  • 自分の気持ちや考えを適切に伝える
  • 他人と自分を比較し過ぎない
  • 仕事以外の趣味やリラックスできる時間を持つ
  • 呼吸法などを活用して心身を整える
  • 目標を達成したときには、自分自身をねぎらう

また、利用者や相談者との間に、感情面・責任面・時間面で適切な境界を設定し、「自分がすべてを背負わなければならない」と考えないことの大切さについても学びました。

代理トラウマを防ぐために

相談者のつらい体験を聴き続けることで、援助者自身が心理的な影響を受けることがあります。

その予防として、困っていることを話せる同僚を持つことや、グループミーティングなどを通じて気持ちを整理することが有効であると説明されました。

研修では、「孤立しない、ひとりでやらない」ことが大切な基本姿勢として示されました。

カスタマーハラスメントへの対策と対処

理不尽な要求や暴言、脅迫、長時間の拘束など、社会通念上許容される範囲を超えた言動から職員を守るため、組織として対応することの重要性について説明がありました。

具体的には、次のような対応が紹介されました。

  • 対応できない要求には、理由を説明したうえで相談を終了する
  • 暴言が続く場合は、冷静に相談を継続できない旨を伝える
  • 対応内容や発言を記録し、必要に応じて録音する
  • 職員一人で対応せず、複数人で連携する
  • 悪質なケースでは、関係機関への相談や通報を行う

🔶研修を終えて

対人援助職の心身の健康は、職員自身のためだけでなく、利用者や相談者に提供するサービスの質にも関わります。

今回の研修を通じて、頑張り過ぎている自分の状態に気づき、適切に休むこと、相談すること、周囲と支え合うことの大切さを学びました。

研修風景

担当課 健康長寿部 高齢者あんしん課
所在地 〒883-8555 宮崎県日向市本町10番5号
電話 0982-66-1022(直通:高齢者支援係、地域包括ケア推進係)
0982-66-1023(直通:介護給付係・介護認定係)
FAX 0982-56-1423
メール kourei@hyugacity.jp