令和7年度　災害に備えた看護職員のための 非常時対応スキル向上セミナーを開催しました

　令和7年5月23日(金曜日)、日向市役所4階委員会室にて「災害に備えた看護職員のための非常時対応スキル向上セミナー」を開催しました。介護施設や事業所に勤務する看護職員43名が参加し、災害時の看護対応力向上を目指して学びを深めました。

1.セミナーの目的・ねらい

　本セミナーは、自然災害や感染症発生時における看護職員の役割と責任を明確にし、迅速かつ適切な対応ができるようスキルを向上させることを目的としています。さらに、災害時の心理的支援や感染管理の重要性を理解し、被災者および職員のメンタルヘルスを守るための知識と技術を習得することを目指しました。また、多職種連携の重要性を学び、地域社会への貢献に備える内容となりました。

2.セミナー内容

1. 災害の種類と影響
   地震や台風などの自然災害、感染症の特徴と介護現場への影響について学びました。

2. 看護職員の役割と責任
   災害時に看護職員が担う具体的な業務内容と責任範囲を確認しました。

3. 災害時の心理的支援
   被災者や職員のメンタルケアの重要性と具体的な支援方法を学びました。

4. 災害時の感染管理と予防策
   感染症予防の基本と、災害発生時に必要な感染管理対策について考えました。

5. 質疑応答・ディスカッション
   参加者からの質問に講師が丁寧に回答し、活発な意見交換が行われました。

3.講師紹介

　森久保裕氏(宮崎県立延岡病院 救急看護認定看護師・日本DMAT隊員・災害支援ナース)を講師に迎え、豊富な現場経験に基づく具体的かつ実践的な講義が行われました。

※詳細は、下記の資料をご確認ください。

【R7.5.23開催報告】災害に備えた看護職員のための非常時対応スキル向上セミナー

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　今回のセミナーを通じて、参加者は災害時の看護対応に必要な知識とスキルを高めることができました。

　今後も日向市では、地域の介護・医療現場の安全と安心を支えるため、継続的な研修を実施してまいります。