日向市文化財

国登録文化財(National Registration Cultural Assets)有形文化財(建造物)

大御神社本殿・幣殿・拝殿Omi Shrine

  • 大御神社本殿・幣殿・拝殿その1
  • 大御神社本殿・幣殿・拝殿その2
  • 大御神社本殿・幣殿・拝殿その3
  • 大御神社本殿・幣殿・拝殿その4 大御神社本殿・幣殿・拝殿その5

所在地 / 大字日知屋字伊勢ケ浜1番地
指定年月日 / 平成11(1999)年10月14日

 日向灘を見下ろす崖上に鎮座する大御神社は「日向のお伊勢さま」として知られ、海を背に高千穂を正面に向けて立っています。現在の社殿は、昭和11年(1936)に造営されたもので、木造平屋建、銅板葺で、切妻屋根を支える棟持柱を持ち、棟の両端にV字型に千木を突き出す神明造が特徴です。海岸より見る姿もまた美しく、本殿裏の波打つ柱状節理と相まって独特の雰囲気を醸し出しています。
 設計・施工は地元の宮大工・谷山武義で、形式や規模等について、県社寺課の指導を受けたと伝わっています。建築資材は高千穂地方の神社の境内木が使われています。
 その後改築もほとんどされておらず、当時の関係者の日記に立案から落成までの経緯が記録されており、設計図や建設中の写真も原本のまま保存されています。

所有者 / 宗教法人 大御神社
整理番号 / 5

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