日向市文化財

市指定文化財

有形文化財(美術工芸品) 牧水歌碑

所在地 / 日向市東郷町坪谷
指定年月日 / 昭和53年1月19日

 牧水生家の東から道を登ると、開けた場所に大岩がある。これは牧水の生前に山肌から生まれ出たもので、全国9番目の歌碑として『ふるさとの尾鈴のやまのかなしさよ秋もかすみのたなびきてをり』の歌が刻まれている。明治45年(1912)、父危篤の報を受けて東京から帰郷した牧水は、「文学と故郷」の狭間で懊悩の日々を送る。悩む牧水はこの大岩に寝転がり、眼前に広がる尾鈴連山を眺め、心癒していたという。
 牧水の命日、毎年9月17日には「牧水祭」が行われ、多数の参列者の中、牧水の愛した酒をこの歌碑に注ぎ、郷土の歌人を偲んでいる。

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