日向市文化財

市指定文化財

有形文化財(古文書) 正法寺年中日誌

所在地 / 日向市大字塩見4751番地1
指定年月日 / 昭和55年1月24日

 正法寺は、浄土真宗の古刹で、代々住職を務める細川氏の先祖は、南北朝時代に宮崎平野で活躍した細川義門と伝えられている。「正法寺年中日誌」は、当寺15世の細川宗慶が、万延元年(1860)にかけて誌したもので、現在は2冊に綴じ分けられている。
 内容は、私的、公的な記録に分かれており、当寺の社会や宗教の実態、本山・末寺との関係など、多岐に及んでいる。殊に、西南戦争当寺の記録には注目すべきものが多い。

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