子育て支援
4月9日は「子宮の日」~ワクチン接種で子宮頸がんを予防しましょう~
子宮頸がんは30~40代に多い病気です。日本の患者数は年々増加し、年間1万人を超え、うち3千人が死亡しています。宮崎県は子宮頸がん患者が全国一多い状況です。
子宮頸がんの原因の99%はHPV(ヒトパピローマウイルス)の感染ということが明らかになっています。子宮頸がん予防(HPV)ワクチンを接種することで、若年女性では子宮頸がんが90%近く減少しています。
日本では副反応の懸念から約9年間勧奨が中止されましたが、重篤な副反応はないと認められ、2022年に積極的勧奨再開となりました。子宮頸がんはワクチン接種することで予防できる唯一のがんです。HPVワクチンに不安を持ち、接種を迷っている方も、自分の体を守るために、接種を前向きに考えてみましょう。
〔接種回数・期間〕
・接種回数 2~3回
※15歳未満で9価ワクチンの1回目の接種をした場合のみ2回で完了可能
・接種に要する期間:およそ6か月
〔無料でワクチンを受けることができる人〕
・定期接種対象者:小学6年生~高校1年生相当の女子
※中学1年生前後での接種がとても効果的です。
・キャッチアップ接種対象者:1997年度~2007年度生まれの女性
キャッチアップ接種対象になるのは令和7年3月31日までです。
今年の9月までに1回目の接種すれば、期間内に3回受けることができます。
※期限を過ぎた場合は全額自己負担となり、3回接種になると最大9万円程かかります。
〔接種可能医療機関〕
・お倉が浜kidsクリニック、こどもクリニックたしろ、済生会日向病院、鮫島病院、大王谷こどもクリニック、なかむら内科循環器内科、日向たかいしクリニック、柳田産婦人科医院、吉森医院、渡辺産婦人科
※必ず事前に予約し、受付時間を確認してください。
母子健康手帳や接種歴のわかるものをご持参ください。
接種後に副反応など気になる症状が出た場合は、接種医療機関にご相談ください。
担当課 | 福祉部 こども課 |
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