日向市文化財

市指定文化財(City Designated Cultural Assets)有形文化財(古文書)

正法寺年中日誌The Diary of the Shoho-ji Temple

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所在地 / 大字塩見4751番地1
指定年月日 / 昭和55(1980)年01月24日

 峰金山正法寺(しょうほうじ)は浄土真宗の寺院です。「正法寺年中日誌」は、弘化元年(1844)に第十五世住職となった細川宗慶(1828〜1882)が、万延2年(1861)正月から明治13年(1880)にかけて記したもので、2冊に綴じ分けられています。本山・末寺間の書状や富高陣屋からの諸触れ、幕末期上方の政情を伝える書状、民衆の動向、維新政府の布達類など、多岐に及んでいます。特に、寺田屋事件の当事者らが細島で斬殺された一件に関する死体検分書や西南戦争に関するものなどは注目すべき記録です。なお、この文献史料は平成16(2004)〜17年度に『日向市史 史料編 正法寺年中日誌』として2巻に分けて刊行されました。

所有者 / 宗教法人 正法寺
整理番号 / 62

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