所在地 / 美々津町高松・霧島原
指定年月日 / 昭和12(1937)年07月02日
美々津には、国道10号線を挟んで古墳が2基所在しています。国道の西側に残る1号墳は、周囲を削られていますが、直径約20m級の円墳と推定されています。一方、2号墳は国道の東側に所在していますが、田畑の利用により、ほぼ墳丘を失っています。残念ながらこれらの古墳の埋葬施設や副葬品は明らかでありません。
かつて美々津には数基の円墳が所在していましたが、昭和40年代の国道10号線新設工事などにより失われました。このうち3号墳と4号墳は、切石で箱型の空間をつくり遺体を埋葬した箱式石棺墓(はこしきせっかんぼ)で、6世紀後半の勾玉や鉄刀などを副葬していました。
所有者 / 個人
整理番号 / 13