(目的)

第1条　この規則は、日向延岡新産業都市計画事業日向市駅周辺土地区画整理事業施行条例(平成11年日向市条例第8号。以下「条例」という。)に定めるもののほか、日向延岡新産業都市計画事業日向市駅周辺土地区画整理事業(以下「事業」という。)の換地の設計に関し必要な事項を定めることにより、適正に換地の設計を行うことを目的とする。

(換地設計)

第2条　換地設計とは、土地区画整理法(昭和29年法律第119号。以下「法」という。)及び事業計画に定める公共施設と宅地の整備計画に適合するよう、この規則に基づき換地の位置、地積及び形状を定めることをいう。

(画地)

第3条　画地とは、従前の宅地又は換地をいい、従前の宅地又は換地について使用し又は収益することのできる権利が存する場合は、それらの権利で区分される従前の宅地又は換地の部分をいう。

(整理前の画地)

第4条　換地設計は、事業計画決定の公告の日現在における画地の現況を対象として行うものとし、その後に生じた画地の状況の変動については、土地区画整理事業以外の要因により生じた画地の状況の変動については換地設計上、その状況を考慮するものとする。

(整理前の画地の地積)

第5条　換地設計を行うための基準となる画地の地積は、施行条例の規定するところによる。

(従前の宅地と換地の対応)

第6条　換地は従前の宅地1筆について1個の換地を定める。ただし、従前の宅地が画地によって区分されている場合は、画地の相隣関係を考慮して整理前の画地1個について整理後の画地1個を定めるものとする。

(換地の方式)

第7条　換地設計は、比例評価式換地設計法によるものとする。

(換地の位置)

第8条　整理後の画地の位置は、整理前の画地の相隣関係及び土地利用を考慮して原位置の近傍に定めるものとする。

(換地の地積)

第9条　整理後の画地の地積は、次の式により算出した地積を標準として定める。

(過少宅地)

第10条　前項第1項の規定にかかわらず、同一使用収益の目的となる宅地における過少宅地の基準地積を65平方メートルとする。

(換地の形状)

第11条　整理後の画地の形状は、長方形を標準として定める。

(法第90条に基づく措置)

第12条　法第90条の規定に基づく土地所有者の申し出又は同意があった従前の宅地については、換地を定めないものとする。

(法第91条及び92条の規定に基づく措置)

第13条　法第91条及び第92条の規定に基づく宅地及び借地の地積の適正化については、日向延岡新産業都市計画事業日向市駅周辺土地区画整理審議会の同意を得て別に定める。

(法第95条の規定に基づく措置)

第14条　法第95条第1項に掲げる宅地で、換地を定める場合にその位置、地積等に特別の考慮をする必要があると認められる宅地については、その宅地の公共公益性、機能等を勘案して換地を定めるものとする。

(公益的施設等に供する宅地)

第15条　事業計画に定められた公益施設、公的機関による集合住宅等の用に供するため取得された従前の宅地については、その整備計画に適合するよう換地を定めるものとする。

(その他必要な事項)

第16条　この規則に定める事項のほか、換地設計に開し必要な事項は市長が別に定めるものとする。