健康相談窓口の案内
3月は「自殺対策強化月間」です。
3月は月別自殺者数が多いことから、「自殺対策強化月間」と定められています。
自殺には、さまざまな要因が複雑に関係しており、その多くが「追い込まれた末の死」であり、「防ぐことができる社会的な問題」であると言われています。
悩みを抱えている人は、一人で悩まず、専門の相談機関にご相談ください。また、身近な人の悩みに気づいたら、話しに耳を傾け、専門家への相談をすすめて、やさしく見守りましょう。
ひとりで悩んでいませんか?
生活苦、いじめ、病気、出産、育児、過重労働、失業、死別など、さまざまな悩みや問題をひとりで抱えているうちにこころの病気にかかったり、悩みや問題が解決できずにストレスが溜まっていったりすると、身体面・心理面・行動面などにいろいろな変化が起きることがあります。
「こころのSOSサイン」は出ていませんか?
〇身体面:食欲がない、肩がこる、頭痛・腰痛、不眠など
〇心理面:気分が落ち込む、不安感、疲労感、イライラするなど
〇行動面:過食・拒食、過度の飲酒・喫煙、暴言・暴力、遅刻・欠勤など
誰かに相談する
悩みがあるときや、「こころのSOSサイン」が出ているときなどに、相談できる人は身近にいますか?
家族・親戚、友人、職場の人、学校の先生など・・・誰でもよいので信頼できる人にまず話してみてください。話を聞いてもらうだけでも、気分が変わったり、思いもよらない解決法が見つかったりすることもあります。
もし、身近に相談できる人がいない場合は、専門の相談窓口をご利用ください。電話やSNSなどのさまざまな方法で相談することができます。
相談窓口
〇日向市こころの電話帳日向市こころの電話帳【令和6年2月作成】 (PDF/4.08メガバイト)
〇自殺予防ポータルサイト「ひなたのおせっかい」(宮崎県ホームページへリンク)
相談機関などの情報が掲載されているワンストップ型ポータルサイト
〇まもろうよこころ(厚生労働省ホームページへリンク)
自殺対策に関する、電話やSNSの相談窓口等を分かりやすく紹介しています。
〇みやざきこころ青Tネット(宮崎県ホームページへリンク)
様々な悩みや心配事、こころの病気などを抱えている人のための宮崎県民向け情報サイトです。
県内各地域の相談窓口や生きがいづくりの場(サロン)などを案内いたします。
〇宮崎こころの保健室(外部サイトへリンク)
10代によく見られるこころの不調に関する情報、ストレス対処法のチェックリストやメール相談の窓口です。
SNS相談窓口
〇生きづらびっと
(NPO法人自殺対策支援センター ライフリンク)
LINE @yorisoi-chat
チャット https://yorisoi-chat.jp/
〈相談時間〉月・火・水・木・金:8時から22時30分(22時まで受付)
土・日:11時から22時30分(22時まで受付)
〇こころのほっとチャット
(NPO法人東京メンタルヘルス・スクエア)
LINE・Twitter・Facebook @kokorohotchat
チャット https://www.npo-tms.or.jp/public/kokoro_hotchat/
〈相談時間〉毎日:第1部 12時から15時50分(15時まで受付)
第2部 17時から20時50分(20時まで受付)
第3部 21時から23時50分(23時まで受付)
月曜日:4時から6時50分(6時まで受付)
毎月1回:最終土曜日から日曜日 24時から5時50分(5時まで受付)
〇あなたのいばしょ
(NPO法人あなたのいばしょ)
チャット https://talkme.jp/
〈相談時間〉24時間365日
〇10代20代の女性のためのLINE相談
(NPO法人BONDプロジェクト)
LINE @bondproject
〈相談時間〉月・水・木・金・土:10時から22時(21時30分まで受付)
〇チャイルドライン(18歳まで)
(NPO法人チャイルドラインみやざき)
チャット https://childline.or.jp/index.html
〈相談時間〉水・木・金・土:午後4時から午後9時
※電話相談(0120-99-7777)毎日午後4時から午後9時
周りの人に目を向けてみませんか?
悩んでいる人に気づき、話を聞いて、必要な支援につなげ、見守る人のことを「ゲートキーパー」と言います。
誰にでも相談できずに悩みや不安で苦しんでいる人を支援するために、周囲の人がゲートキーパーとして行動することが重要です。
ゲートキーパーの4つの行動
(1)気づく
「こころのSOSサイン」に記載したような、いつもと違う変化はありませんか?悩んでいる人は誰でも相談できず孤立している場合があるので、周囲の人の気づきが重要です。そして、「つらそうだけど、どうしたの?」「眠れてる?」「つらいことでもあった?」などの声をかけ、孤立を感じさせないことが大切です。
(2)傾聴する
本人の気持ちを尊重し、悩みにじっくり耳を傾けてください。助言や否定などは必要なく、相手のつらい気持ちを受け止めることが必要です。
(3)つなぐ
状態が悪化する前に、早めに専門の相談窓口へ相談するよう勧めましょう。
(4)見守る
相談窓口を紹介した後も「いつでも相談してね」という態度で接し、温かい見守りが必要です。
「どんげしたと?」あなたのその一言で救われる命があります。
担当課 | 健康長寿部 健康増進課 |
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所在地 | 〒883-8555 宮崎県日向市本町10番5号 |
電話 | 0982-66-1024(直通) |
FAX | 0982-56-1423 |
メール | kenkou@hyugacity.jp |