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更新日:2017年12月4日

火災発生!その時どうする?

『早く知らせる』 『早く消す』 『早く逃げる』 が3原則

  1. 小さい火だと思っても一人や家族だけで消そうとしないこと。「火事だーッ」と大声を出します。声が出なければ、やかんなど音の出るものをガンガン叩いて、近所の人たちにも援助を求めます。小さな火でも119番に通報します。当事者は初期消火にあたり、近くの人に「火事!消防車を呼んで」と助けを求めます。
  2. 消火は出火から3分以内が勝負。この間なら誰でも消火ができます。炎をおそれず勇気と落ち着きをもって初期消火にあたってください。初期消火とは、火が床など横に広がっているだけの間、あるいはカーテンやふすまなどの立ち上がり面に火が移ったときまでに火を消すことをいいます。火が立ち上がり面に移ると、天井に火が回るのは早く、そうなるともう手がつけられなくなります。消火は消火器や水だけでなく、手近な物ならなんでも活用します。座布団で火を叩く、毛布でおおう、カーテンを引きちぎるなど…。バケツに水がたまるまで、何もしない、というようでは手遅れになります。
  3. 天井に火が移ったら、もう素人の手に負えません。早めに避難します。避難するときは、燃えている部屋の窓やドアを閉めます。

火元別初期消火方法 

油なべ あわてて水をかけるのは厳禁。消火器がないときは、濡らした大きめのタオルなどを手前からかけ空気を遮断します。
石油ストーブ 真上から一気に水をかけます。石油がこぼれて広がっていたら、毛布でおおってから水をかけて消火します。
衣類 着衣に火がついたら、転げ回って消火。髪の毛の場合は化学繊維以外の衣類やタオルなどを頭からかぶります。
風呂場 火勢が強まる危険があるのですぐ戸を開けるのは禁物。ガスの元栓を締め、徐々に戸を開けて一気に消火します。
電気製品 いきなり水をかけると感電の可能性があります。プラグを抜いて(できればブレーカーも)消火します。
カーテン・ふすま 火がついたら大変危険。引きちぎり、蹴り倒して火を天井から遠ざけることが先決です。

避難する時の注意点

  1. 天井に火が移ったときが避難の目安です。
  2. 避難はお年寄り、こども、病人を優先します。
  3. 服装や持ち物にこだわらずできるだけ早く避難します。
  4. ちゅうちょは禁物。炎の中は一気に走り抜けます。頭から水をかぶり、ぬれたタオルや衣類で顔をおおいます。ぬれたシーツでからだ全体をおおい走り抜けるのも効果的です。
  5. 煙の中を逃げる時はできるだけ姿勢を低くしぬれたタオルで口をおおい、低く床をはうように脱出します(階段も同じ)。室内なら壁づたい、廊下なら中央を。ナイロン製の袋に空気を入れてかぶれば、一分半は呼吸ができます。煙は横に毎秒1メートル、上に3~5メートル進みます。
  6. いったん逃げ出したら、再び中にはもどらない。
  7. 逃げ遅れた人がいる時は、近くの消防隊に知らせます。

豆知識

 建物火災において、新建材やプラスチック製品が不完全燃焼を起こすと、くすぶりによって多量の濃煙が発生します。この煙には、一酸化炭素などの毒性ガスが含まれており、血液中のヘモグロビンと簡単に結合してしまいます。その結合する強さは酸素の200倍にもなるため、酸素とヘモグロビンが結合できなくなり、酸欠状態に陥るのです。

★住宅防火いのちを守る7つのポイント(3つの習慣・4つの対策)

3つの習慣

  1. 寝たばこは絶対やめます。
  2. ストーブは燃えやすいものから離れた位置で使用します。
  3. ガスコンロなどのそばを離れるときは必ず火を消します。

4つの対策

  1. 逃げ遅れを防ぐために住宅用火災警報器を設置します。
  2. 寝具や衣類から火災を防ぐために防炎製品を使用します。
  3. 火災を小さいうちに消すために住宅用消火器等を設置します。
  4. お年寄りや身体の不自由な人を守るために、隣近所の協力体制をつくります。
担当課 消防本部 消防本部警防課
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