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上下水道

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更新日:2023年1月18日

これまでのあゆみ(年表)

概要

 下水道は、人々が快適な生活を送るために必要な施設であるとともに、まちに潤いをもたらす河川や海などの公共用水域の水質保全に不可欠な施設です。

 

 本市は、公共下水道整備に先がけ、昭和39(1964)年度より浸水被害解消を目的に都市下水路整備を進めてきましたが、家屋等からの雑排水に関しては、未着手の状態でした。そのため、家屋等からの雑排水が、道路側溝等を通じて河川に流入して、公共用水域の汚染の根源となっていました。

 

 このようなことから、これら諸課題に対処し、居住環境における公衆衛生の向上と公共用水域の水質保全を図ることを目的として、昭和48(1973)年度に、公共下水道の「基本計画」を策定、昭和49(1974)年度に、市街地中心部である富高地区226ヘクタールについて、公共下水道の「事業認可」を受けました。その後、昭和57(1982)年度に財光寺地区11ヘクタールを追加し、処理施設等の整備を進め、昭和62(1987)年10月には、100ヘクタールの区域において初めての公共下水道の供用開始、浄化センターの運転が開始されました。

 

 その後、平成元(1989)年度に細島及び亀崎土地区画整理地区の190ヘクタール、平成6(1994)年度に同土地区画整理地区179ヘクタール、平成11(1999)年度に亀崎及び松迫団地の20ヘクタール、平成14(2002)年度に財光寺・塩田・細島地区の161ヘクタール、平成18(2006)年度に国道10号の拡幅に伴い沿線の既成市街地5ヘクタール、さらに、平成23、27(2011、2015)年度、令和元(2019)年度に、財光寺の山下地区及び往還地区の一部を順次、計83ヘクタールを追加し、現在、合計875ヘクタールの区域にかかる事業計画を策定しているところです。

 

 現在は、平成24(2012)年度より整備に着手した財光寺往還地区と切島山地区の整備を進めており、令和3(2021)年度末現在、事業計画区域875ヘクタールのうち、854.1ヘクタールについて整備が完了、進捗率は97.6%となっており、残整備区域20.9ヘクタールについて、整備を進めているところです。

 

 また、現在、地方公共団体は、昨今の人口減少、厳しい財政事情と合わせて、昭和40(1960)年代の人口増と相まって高度成長期に整備された公共インフラ施設が建設後、半世紀が経過し、一気に更新時期を迎えてきている大きな課題に直面しています。

 

 本市の下水道施設についても同様であり、浄化センター等の処理施設をはじめ、これまで布設の完了している管路のうち約4分の1(約50キロメートル)は、供用開始から既に30年以上経過し、施設の老朽化の進行や更新時期が集中している状況となっています。

 

 衛生的な市民生活の維持に、密接に関わる下水道は、一日たりとも止めることができない、地域住民の日常生活の根幹を支える「エッセンシャルサービス」であり、高い公益性をもつ事業であります。今後は、未普及地対策も図りつつ、老朽化の進む大量の下水道インフラに対して適切な更新マネジメントを実施、推進していく必要があります。

 

 また、平成27(2015)年の国連サミットにおいて採択された国際社会の共通目標「持続可能な開発目標(SDGs)」の目標の一つ「安全な水とトイレを世界中に」を達成するため、将来にわたり市民の皆さんにとって下水道サービスが、“使えて(流れて)当たり前"の施設経営を進めてまいります。

下水道のあゆみ (PDF/70.77キロバイト)

担当課 上下水道局 下水道課
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