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ホームくらし・手続き人権・男女共同参画・平和「男女共同参画」 > 女性の活躍を推進する「ポジティブ・アクション」について
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人権・男女共同参画・平和

男女共同参画

更新日:2023年6月12日

女性の活躍を推進する「ポジティブ・アクション」について

○ポジティブ・アクション(積極的改善措置)とは?キャラ

 一般的に、社会的・構造的な差別によって不利益を被っている者に対して、一定の範囲で特別の機会を提供することなどにより、実質的な機会均等を実現することを目的として講じる暫定的な措置のことをいいます。
例えば、固定的な男女の役割分担意識や過去の経緯から、
・営業職に女性はほとんどいない
・課長以上の管理職は男性が大半を占めている
等の差が男女労働者の間に生じている場合、 このような差を解消しようと、個々の企業が行う自主的かつ積極的な取組のことです。

 市では積極的改善措置を、「社会のあらゆる分野における活動に参画する機会に係る男女間の格差を改善するため必要な範囲内において、男女のいずれか一方に対し、当該機会を積極的に提供することをいう(日向市男女共同参画推進条例第2条第1項第2号)」。と定義しています。

○ポジティブ・アクションの目的

 日本では現在の社会的状況において、固定的な性別役割分担意識に関する偏見が根強く残っている場合もあり、機会の平等確保を目指していますが、企業における男女の格差を解消するのは難しいのが現状です。そのため、たくさんの企業が男女間の格差を解消することを目的にポジティブ・アクションを取り入れています。また、取り入れることで、企業にも次のような様々なメリットがあります。
・女性労働者の労働意欲の向上
・女性の活躍が周囲の男性に刺激→生産性が向上
・多様な人材による新しい価値の創造
・幅広い高い質の労働力の確保
・外部評価(企業イメージ)の向上

○ポジティブ・アクションの様々な手法

ポジティブ・アクションには様々な手法があります。
・クオータ制
 指導的地位に就く女性等の数値に関する枠などを設定する方式
 性別を基準に一定の人数や比率を割り当てる手法等
・ゴール・アンド・タイムテーブル方式
 指導的地位に就く女性等の数値に関して、達成すべき目標と達成までの期間の目安を示してその実現に努力する手法
・基盤整備を推進する方式
 研修の機会の充実、仕事と生活の調和など女性の参画の拡大を図るための基盤整備を推進する手法 

○日向市の審議会及び委員会等の女性委員の登用状況
年度女性委員の比率(%)
令和元年度 24.1
令和2年度 23.1
令和3年度 21.2
令和4年度 24.3

  第6次日向市男女共同参画プランでは、「令和8年度の審議会等委員に占める女性委員の割合を40%とする」という目標を掲げており、各部署において達成に向けて取り組んでいます。 審議会等は政策・方針を決定する大切な場でありますので、男女が均等に参加し、いろいろな立場の意見が反映されるのが望ましいあり方です。審議会等の委員は、市民の皆さんからの公募によって委員の一部を選出する審議会等もありますので、ぜひ女性の皆さんの積極的なご応募をお願いします。また、様々な関係団体に市から推薦の依頼をおこなっていますので、関係団体におきましては、女性を積極的に推薦していただくようお願いします。

○関連リンク

ポジティブ・アクション(内閣府男女共同参画局のサイト)
女性社員の活躍推進に取り組まれる企業の方へ(厚生労働省のサイト)

担当課 総合政策部 総合政策課
所在地 〒883-8555 宮崎県日向市本町10番5号
電話 0982-66-1001(政策推進係・広域連携推進係・国スポ・障スポ大会準備室・女性活躍推進係・統計係)
FAX 0982-54-8747
メール sougou@hyugacity.jp